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仮想DOSマシン 仮想DOSマシン(Virtual DOS Machine:VDM)とは、マイクロソフトのWindows等に実装されたIA-32の仮想86モードを利用したMS-DOSシステムコールが動作し、いくつかの周辺機器を仮想化した仮想機械アーキテクチャである。 ==非NT系での仮想DOSマシン== 非NT系のWindowsでは、DOSプロンプトの実装に使われた他(この場合DOSプロンプト毎に仮想マシンが作られる)、Windows 3.x、Windows 95等では、オペレーティングシステムそのものに16ビットコードが残っており、ある機械で動いているWindowsのネイティブアプリケーションは全て、一つの仮想DOSマシンで動作していた。仮想マシンを実装する仮想マシンマネージャ(VMM)は、Windows3.xではWIN386.EXEでWindows 9x系ではVMM386.VXDである。この仮想DOSマシンに対して仮想的なデバイスを提供するのが、仮想デバイスドライバである。仮想DOSマシンにおいては、DOS自体も仮想化しており、多くの部分は調停の上DOSのシステムコールまたはデバイスへのリクエストに変換するが、一部のDOSのシステムコールは直接仮想デバイスドライバが取り扱う。代表的な例がWindows 95からサポートされたファイルシステムVFATである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仮想DOSマシン」の詳細全文を読む
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