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仮説実験授業[かせつじっけんじゅぎょう] 仮説実験授業(かせつじっけんじゅぎょう)は、科学の基本的概念や原理的な法則を教授するために開発された授業理論。1963年(昭和38年)に板倉聖宣が提唱した。 == 概要 == 教科書と学習指導案の機能を兼ね備えた「授業書」により授業を進めるのが基本である。授業書には予め問題と選択肢が用意されており、学習者はその選択肢に基づいて実験結果を予想する。さらに、複数の学習者がその予想を話し合った上で実験に臨み、実験結果と仮説を比較検討する。このプロセスを繰り返すことにより、学習者が概念・法則を獲得するに至るとする。板倉は基礎的・基本的な概念に関わるもの、常識的に考えると誤答するもの、正答が簡単な実験によって判明するものという3つの条件に当てはまる課題が仮説実験授業に適するとしているという。したがって、自然科学(理科)に限らず、人文科学・社会科学(社会科)分野への適用も可能である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仮説実験授業」の詳細全文を読む
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