翻訳と辞書
Words near each other
・ 仮面女子
・ 仮面学園
・ 仮面山荘殺人事件
・ 仮面性化合物
・ 仮面性肺炎
・ 仮面様顔貌
・ 仮面浪人
・ 仮面浪人生
・ 仮面状花冠
・ 仮面状顔貌
仮面舞踏会
・ 仮面舞踏会 (ハチャトゥリアン)
・ 仮面舞踏会 (ヴェルディ)
・ 仮面舞踏会 (少年隊の曲)
・ 仮面舞踏会 (曖昧さ回避)
・ 仮面舞踏会 (横溝正史)
・ 仮面舞踏会 (絵本)
・ 仮面高血圧
・ 仮面鬱病
・ 仮題


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

仮面舞踏会 : ウィキペディア日本語版
仮面舞踏会[かめんぶとうかい]

仮面舞踏会(かめんぶとうかい)は、仮面をつけ身分素性を隠して行われる舞踏会のこと。マスカレイド () やバル・マスケ () とも。ヴェネツィアが発祥。また音楽・文学ほか多数の作品に「仮面舞踏会」や「マスカレード」という題名が付けられている。
== 仮装行列と仮装舞踏会 ==

仮面舞踏会は参加者が仮面などを身に着けて行われる舞踏会などのイベントである。こうした集まりの起源は、中世後期のヨーロッパ宮廷において行われた、寓話的で凝った衣裳による壮麗な行列や、婚礼を祝う誇らしげな行進や、その他宮廷生活における派手な催しや余興にある。代表的なものに仮装舞踏会 (モリスコ、morisco) がある。
仮装舞踏会を舞台にした有名な惨劇としては、百年戦争期のフランス国王シャルル6世の時代に起こった "Le Bal des ardents" (燃ゆる人の舞踏会)という事件がある。王妃イザボー・ド・バヴィエールは侍女の一人の婚礼を祝して1393年1月28日に大規模な仮装舞踏会を開催した。シャルル6世と5人の貴族は亜麻松脂で体を覆い、毛むくじゃらの森の野蛮人に扮して互いを鎖で繋いで踊る "Bal des sauvages" (野蛮人の踊り)をしようとしたが、たいまつに近づきすぎて衣裳が燃え上がり、シャルル6世は助かったものの4人が焼死するという事件になった。シャルル6世はすでにイングランド軍に対する敗戦でショックを受けていたが、この後急速に精神を病むようになった(この事件はエドガー・アラン・ポーの短編小説『跳び蛙』の元になっている)。こうした仮装による舞踏会はブルゴーニュ公国の宮廷では特別の機会に行われるぜいたくな催しであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「仮面舞踏会」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.