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仲ツ山古墳[なかつやまこふん]
仲ツ山古墳(なかつやまこふん、仲津山古墳)は、大阪府藤井寺市沢田にある前方後円墳。古市古墳群を構成する古墳の1つ。 宮内庁により「仲津山陵(なかつやまのみささぎ)」として第15代応神天皇皇后の仲姫命の陵に治定されている。 ==概要== 古市古墳群の北部、誉田御廟山古墳の北東に位置する。全長約290メートル、後円部径約170メートル、高さ約26.2メートル、前方部幅約193メートル、高さ23.2メートルで、古市古墳群で2番目、全国でも10番目の大きさを誇る。墳丘は三段築成で、葺石と埴輪が確認される。くびれ部の両側には造り出しがある。国府台地の最高所にあるため、周濠は空濠に近い湿地帯になっている。 主体部については不明であるが、石棺が存在することや勾玉が出土したことが伝えられている。また、発掘調査により、外堤外法面に葺石が施されていることが判明した。出土した埴輪の特徴から、古市古墳群の巨大前方後円墳では、津堂城山古墳に次いで古く、5世紀前半の築造と推定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仲ツ山古墳」の詳細全文を読む
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