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伊勢の「白石持ち」行事 : ウィキペディア日本語版
お白石持[おしらいしもち]

お白石持(おしらいしもち)またはお白石持行事(おしらいしもちぎょうじ)は、神宮式年遷宮を構成する祭事の1つ。式年遷宮によって新しく建設された伊勢神宮の正殿の敷地に、白い石を敷き詰める行事である。伊勢の「白石持ち」行事(いせのしらいしもちぎょうじ)の名称で、日本国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)に選択されている〔三重県教育委員会事務局社会教育・文化財保護課"みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財/情報データベース/伊勢の「白石持ち」行事 "(2013年11月14日閲覧。)〕。
御木曳と同じく一般大衆が参加する〔学研パブリッシング(2013):12ページ〕。一般の人が正殿を間近に見ることのできる唯一の機会でもある〔。
== 概要 ==
伊勢神宮の正殿のある御敷地(みしきち)には、白い石(御白石)と黒みを帯びた石(清石)の2種類の石が敷き詰められているが、御白石は20年に1度の式年遷宮の際に取り替えることになっている〔。そして、新しい御白石を旧神領である伊勢在住の住民(旧神領民)と日本全国からの公募で選ばれた人々(特別神領民)が御敷地に奉献する行事を「お白石持行事」と呼ぶ〔。従来、お白石持の奉仕は旧神領民の特権とされていた〔文化庁文化財保護部(1975):208ページ〕。
奉仕者はまず、宮川の川原で白い石を拾い集めておく〔。集めた白石は、内宮へは川曳・陸曳(おかびき)で、外宮へは陸曳で神域へ運び込む〔。そろいの法被を着て祓いを受けた奉仕者は、新しい正殿の周りに御白石を敷き詰めていく〔。
御白石を敷き詰める意味として、が清浄感を表す色であると同時に、白い石を清浄な河原へ行って集めることで、行事に神聖性を持たせているのではないだろうか、と櫻井治男は述べている〔櫻井(1986):114 - 115ページ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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