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伊勢電報電話局（いせでんぽうでんわきょく）は三重県伊勢市にあった日本電信電話公社（現：NTT西日本）の電報電話局。東海電気通信局三重電気通信部の管轄下にあった。 == 沿革 == * 1880年（明治13年）6月15日 - 山田電信分局設置、電信事務開始（宇治山田町大字岡本町）〔『東海の電信電話』p734〕。 * 1891年（明治24年）8月1日 - 郵便局と合併、山田郵便電信局と改称〔『明治二十四年 法令全書』告示三〇八頁 明治二十四年七月三日 遞信省第百五十二號〕。 * 1903年（明治36年）4月1日 - 山田郵便局と改称。 * 1907年（明治40年）2月26日 - 電話通話事務を開始〔『明治四十年 法令全書』告示一六二頁 明治四十年二月二十五日 遞信省第七十四號〕。 * 1907年（明治40年）3月26日 - 宇治山田市大字豊川から宇治山田市大字岡本に移転〔『明治四十年 法令全書』告示三八七頁 明治四十年三月二十六日 遞信省第百九十號〕。 * 1908年（明治41年）2月16日 - 電話交換業務を開始〔明治四十一年 法令全書 告示二九九頁 明治四十一年二月十五日 遞信省第百三十六號〕。 * 1909年（明治42年）5月14日 - 宇治山田市豊川町に新築移転〔『東海の電信電話』p734での記述。『明治四十二年 法令全書』告示九〇四頁 明治四十二年五月二十五日 遞信省第五百二十九號では移転の日付を5月26日としている。〕。 * 1923年（大正12年）12月12日 - 山田郵便局電話分室が開設〔「宇治山田新交換局 十四、五、六の三日公開」伊勢新聞 1923年12月12日付 夕刊 2面〕〔「新電話室開設」大阪朝日新聞 1923年12月13日付 3面 東海版〕〔「津より先へ複式になった山田局」伊勢新聞 1923年12月15日付 夕刊 1面〕。 * 1949年（昭和24年）2月21日 - 山田郵便局より分離、山田電信局・山田電話局となる〔昭和24年2月18日付官報（第6628号）郵政省告示第六十五号、第六十六号〕。 * 1949年（昭和24年）6月1日 - 山田電信局と山田電話局が合併し、山田電報電話局となる〔昭和24年10月18日付官報（号外第119号）電気通信省告示第七十二号〕。 * 1954年（昭和29年）3月14日 - 宇治山田市一志町に局舎を新築移転、電話交換を自動式に切替〔「きのうから切換え 交換手ともお別れ 山田の自動式電話」伊勢新聞 1954年3月15日付 3面〕。山田神社郵便局・山田大湊郵便局から電話交換および電報配達業務を移管される〔昭和29年3月16日付官報（第8158号）郵政省告示第三百六十六号〕。三重県内で初めての自動改式。 * 1955年（昭和30年）1月16日 - 伊勢電報電話局と改称〔昭和30年1月13日付官報（第8408号）日本電信電話公社公示第11号〕。 * 1964年（昭和39年）12月5日 - 豊浜電話交換局が開局〔「きょう新局が誕生 伊勢・村松地区など 電話が自動式に」中部日本新聞 1964年12月5日付 9面 伊勢志摩版〕。豊浜郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和39年11月30日付官報（第11390号）郵政省告示第八百九十九号〕。また、大淀郵便局で取り扱っていた旧北浜村（現伊勢市）の電話交換業務も移管される。 * 1965年（昭和40年）4月25日 - 伊勢局本局増築工事完了〔『東海の電信電話 第2巻』p618〕。 * 1966年（昭和41年）4月9日 - 二見電話交換局が開局〔「二見局の電話をダイヤル式に切り替え」中日新聞 1966年4月9日付 8面 三重版〕。二見郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和41年4月5日付官報（第11792号）郵政省告示第二百八十二号〕。 * 1966年（昭和41年）10月6日 - 伊勢局第2局舎新増築工事完了〔。 * 1969年（昭和44年）2月27日 - 一之瀬農村集団自動電話が開通〔。 * 1969年（昭和44年）3月27日 - 玉城農村集団自動電話が開通〔。 * 1969年（昭和44年）8月20日 - 注連指農村集団自動電話が開通〔。 * 1970年（昭和45年）10月22日 - 明和電話交換局・大淀電話交換局が開局〔「来月からダイヤル式 22日 明和局の電話」夕刊三重 1970年9月25日付 3面〕。明和郵便局・大淀郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和45年10月20日付官報（第13151号）郵政省告示第九百九号〕。 * 1971年（昭和46年）7月23日 - 大湊電話交換局が開局〔「きょうから（6）局開局 伊勢電報電話局」伊勢新聞 1971年7月23日付 2面〕。 * 1972年（昭和47年）1月20日 - 沼木地域集団電話が開通〔。 * 1972年（昭和47年）4月26日 - 玉城電話交換局が開局〔「26日から玉城局が電話ダイヤル化」中日新聞 1947年4月12日付 9面 伊勢志摩版〕。玉城郵便局・東外城田郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和47年4月12日付官報（第13590号）郵政省告示第二百七十三号〕。 * 1975年（昭和50年）頃 - 内城田電話交換局が開局〔内城田電話交換局について、『ゼンリンの住宅地図 度会郡』（1974年4月発行）では記載なし、『ゼンリンの住宅地図 度会郡北部』（1978年10月発行）では記載ありなので、1974年から1978年までの間に開局したことが推測できる。〕。 * 1975年（昭和50年）8月27日 - 内城田郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和50年8月29日付官報（第14598号）郵政省告示第五百八十三号〕。 * 1976年（昭和51年）6月30日 - 伊勢南電話交換局が開局〔「市外局番2ケタに 伊勢市 30日からスタート」伊勢新聞 1976年6月15日付 3面〕。沼木郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和51年7月5日付官報（第14847号）郵政省告示第四百九十一号〕。 * 1977年（昭和52年）7月27日 - 度会中川電話交換局が開局〔「きょうからダイヤル式に 度会中川局」中日新聞 1977年7月27日付 12面 伊勢志摩版〕。度会中川郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和52年7月9日付官報（第15148号）郵政省告示第四百七十六号〕。 * 1978年（昭和53年）5月25日 - 一之瀬電話交換局が開局〔「あすからダイヤル化 一之瀬電話交換局が完成」中日新聞 1978年5月24日付 10面 伊勢志摩版〕。一之瀬郵便局から電話交換業務を移管される〔昭和53年5月22日付官報（第15403号）郵政省告示第三百四十号〕。伊勢電報電話局管内が全て自動化される。 * 1982年（昭和57年）1月25日 - 第3局舎新増築工事完了、営業窓口を第1局舎から第3局舎に移転〔「情報時代へ新交換機 伊勢電電 第三局舎25日オープン」中日新聞 1982年1月23日付 12面 伊勢志摩版〕。 * 1985年（昭和60年）4月1日 - 電電公社民営化に伴い、NTT三重支社の管轄となる。 * 1988年（昭和63年）10月1日 - 南島電報電話局の廃止に伴い、その業務を引き継ぐ〔「菰野、南島両電話局 窓口業務を廃止へ」中日新聞 1988年9月22日付 朝刊 17面 三重総合〕。 * 1989年（平成元年）2月1日 - 鳥羽電報電話局・阿児電報電話局・志摩電報電話局の電話サービスの故障等に関する相談（電話番号113）受付を伊勢電報電話局に統合する〔「電話故障問い合わせ NTT伊勢局 一本化で短時間対応」中日新聞 1989年2月1日付 18面 伊勢志摩版〕。 * 1989年（平成元年）4月1日 - NTT伊勢志摩支店となる。 * 2000年（平成12年）頃 - 百五銀行伊勢支店の建て替えに伴い、旧第1局舎を仮店舗として貸す。百五銀行伊勢支店は2001年（平成13年）2月13日に新店舗へ移転〔「百五銀行伊勢支店 装い新たに来月13日オープン 相談センターなど新設」中日新聞 2001年1月16日付 朝刊 16面 伊勢志摩版〕。 * 2006年（平成18年）1月頃 - 旧第1局舎を取り壊し〔「NTT敷地を借用へ 伊勢市 お木曳き行事で活用」中日新聞 2006年1月17日付 朝刊 20面 伊勢志摩版〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「伊勢電報電話局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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