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伊号第三十七潜水艦[いごうだいさんじゅうななせんすいかん]
伊号第三十七潜水艦(いごうだいさんじゅうななせんすいかん、旧字体:伊號第三十七潜水艦)は、大日本帝国海軍の伊十五型潜水艦(巡潜乙型)の18番艦。第四次海軍補充計画によって建造が決定され、呉海軍工廠で起工。1943年(昭和18年)3月10日に竣工した。太平洋戦争で戦没。 当初は伊号第四十九潜水艦(いごうだいよんじゅうくせんすいかん)と命名されていたが、1941年(昭和16年)11月1日に伊号第三十七潜水艦と改名されている〔昭和16年11月1日付 海軍達 第333号。〕。 ==戦歴== 就役後6月8日からインド洋において通商破壊任務に従事し、輸送船やタンカーなど7隻を撃沈している。この際、撃沈した船の乗務員に対して銃撃を行った。これは第八潜水戦隊司令部より「艦船を撃沈して生じた捕虜はすべて処刑すべし」という命令が出ていたからである〔高橋『神龍攻撃隊』118頁〕。また偵察任務のためアフリカ東岸のモンサバ港まで進出した〔高橋『神龍攻撃隊』130頁〕。印度洋の通商破壊作戦で大戦果を挙げた有名な艦として、1944年(昭和19年)に入って機雷に接触して損傷を負ったため、修理のため活動を休止した。その後、回天作戦を行うことになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第三十七潜水艦」の詳細全文を読む
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