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伊号第九潜水艦(いごうだいきゅうせんすいかん)は、日本海軍の潜水艦。伊九型潜水艦(巡潜甲型)の1番艦。1943年(昭和18年)キスカ島付近で沈没。 == 艦歴 == 1937年(昭和12年)の第三次海軍補充計画(マル3計画)で計画され、呉海軍工廠で1938年(昭和13年)1月25日起工、1939年(昭和14年)5月20日進水、1941年(昭和16年)2月13日に竣工した。横須賀鎮守府籍。 太平洋戦争開戦時は第六艦隊第一潜水戦隊に所属し、先遣部隊として真珠湾攻撃に参加。12月12日には、アメリカ西海岸沿岸における通商破壊作戦に参加し、貨物船1隻を撃沈している。 1942年(昭和17年)2月14日、搭載機による真珠湾の偵察を行ったほか、3月には飛行艇によるハワイ爆撃(K作戦)を支援。その後はアリューシャン列島、ソロモン諸島へ転戦。11月以降、ガダルカナル島への輸送任務に就き、同島への輸送5回。翌1943年(昭和18年)5月よりキスカ島への輸送任務に従事。 6月10日幌筵島を出港、6月14日キスカ島への輸送任務の途中で米ベンソン級駆逐艦「」(Frazier)の攻撃により撃沈された。艦長以下101名全員戦死。6月15日キスカ付近で沈没と認定、8月1日除籍。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第九潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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