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伊号第二十二潜水艦[いごうだい22せんすいかん]
伊号第二十二潜水艦(いごうだいにじゅうにせんすいかん、旧字体:伊號第二十二潜水艦)は、大日本帝国海軍の伊十六型潜水艦の4番艦。 ==艦歴== 第三次海軍補充計画(通称(3)計画)により建造が決定し、1937年(昭和12年)11月25日に川崎造船所で起工、1941年(昭和16年)3月10日に竣工した。太平洋戦争開戦時には第6艦隊特別攻撃隊に所属して特殊潜航艇(甲標的)をハワイ島沖まで輸送する任務を担った。本艦の搭載した艇には岩佐直治大尉及び佐々木直吉一等兵曹が搭乗していたが、駆逐艦による爆雷攻撃で撃沈したとみられる。その後ハワイ諸島のジョンストン島を艦砲射撃した。 1941年5月には特殊潜航艇によるシドニー港攻撃に参加。甲標的(艇長:松尾敬宇大尉、乗組員:都竹正雄二等兵曹)を輸送する。同艇はオーストラリア海軍の駆潜艇により撃沈された後、浮揚されて二名は火葬された。それから本土へ帰還した後、ソロモン諸島で哨戒任務につくも、1942年10月5日以降消息不明となり、同年11月12日に亡失認定され、同年12月15日、除籍となる。戦果は全艦歴通じて輸送船1隻であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第二十二潜水艦」の詳細全文を読む
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