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伊吹型巡洋戦艦 : ウィキペディア日本語版
鞍馬型巡洋戦艦[くらまがたじゅんようせんかん]


鞍馬型巡洋戦艦(くらまがたじゅんようせんかん)または、伊吹型(いぶきがた)は、大日本帝国海軍巡洋戦艦。類別としての巡洋戦艦が1912年以前には存在せず、当初は一等巡洋艦(装甲巡洋艦)であった。
== 概要 ==

本型は筑波型の改良型として準弩級戦艦香取型」に匹敵する砲力(主砲は同一・中間砲の口径は小さいが門数は倍)を持つ高速艦・主力艦として「鞍馬」と「伊吹」の2艦が建造された。
この2隻は性能比較艦として外観・仕様が異なっていた。鞍馬は、最後のレシプロエンジン搭載の主力艦である反面、当時最先端の三脚式の前後マストを採用した艦となった。一方、伊吹は先行して建造された戦艦「安芸」のタービン試験艦としてカーチス式直結タービンを搭載する事が決まり、このため建造が急がれ、マストも従来艦と同じく単脚式のマストで外観は異なった。このために「鞍馬」よりも計画順・起工順では後であるが進水・就役は「伊吹」が先となった事で一部の書籍では「伊吹型」として紹介されている。
前述の通り当初は一等巡洋艦(装甲巡洋艦)、就役後の1912年8月に巡洋戦艦に類別されている。しかし、その水線部装甲の最大厚203mm〔は同時代の戦艦より若干薄い程度に過ぎず、実態としては準弩級高速戦艦〔であった。しかしながら革新性においてさらにその上を行くドレッドノート登場以後の就役となったこともあり、結果として旧式艦の烙印を押される存在になってしまった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鞍馬型巡洋戦艦」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ibuki-class armored cruiser 」があります。



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