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伊藤ゴロー(いとうごろー、Goro Ito 12月10日 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ギタリスト。本名:伊藤尚規(いとう なおき)。 == 人物・来歴 == 暖かみのあるギターサウンドや独特の編曲、ストリングスアレンジから「コードの魔術師」と呼ばれる。 幼少の頃は父親の影響でクラシック音楽(主にドイツ)一辺倒だったが、中学に入った頃にロック、ボサノヴァと出会う〔intoxicate 2007/12より〕。影響を受けたギタリストはジョアン・ジルベルト、ラルフ・タウナー、キース・リチャーズ。影響を受けた作曲家はベートーベン、ガブリエル・フォーレ、ジョン・レノン、アントニオ・カルロス・ジョビン。左利き。 2005年に来日したキアラ・シヴェロ(Chiara Civello)のプロモーションライブをサポートした際、素晴らしいハーモニーだ!と賞賛される。作曲、編曲、ボサノヴァギターについて、坂本龍一をはじめチェリストのジャキス・モレレンバウム、マリオ・アジネー、ブラジルレコーディング時に共演したミュージシャンからも絶賛される〔naomi & goro アルバムpassagemライナーノーツより〕。またイギリスのバンドThe High Llamasのショーン・オヘイガンから「伊藤ゴローは素晴らしい作曲家であり、音楽家である。その才能はアントニオ・カルロス・ジョビンと同じ原石から削りだされたものだと思うが、ボイシングは彼独自のものである。ハーモニーはポスト・ジョビン、ポスト・ジョアン・ジルベルトと言えるが、それがヨーロッパや日本的な手法と反応しあってゴロー独自のサウンドを生み出しているのだ。今回、幸運にも彼と音楽を作る機会があり、その作業を通じて彼のハーモニーに対する愛情を見いだすことができた。こういった資質を持った作曲家はそれほど多くはないと思う。ゴローは我々を更なる高みへと誘おうとしている。」とコメントされる〔Cloud Happinessライナーノーツより〕。 インタビューでの発言は「ボサノヴァは隠れてやっている、はずかしくてボサノヴァと言えない」、「俺って才能ないなと思いながらやってますよ」〔坂本龍一主宰のレーベルcommmonsサイトでの原田知世との対談〕、「ビートルズはラトルズでもいいぐらい好き」〔intoxicate 2010 vol.82〕、「シンプルで説得力のあるものを作ることが、理想です。ジャンルを超越したものがそこにはあると思うので」〔musicshelf〕など。 2014年11月16日フジテレビ「ヨルタモリ」の「世界音楽紀行〜ボサノヴァ〜」に出演し、アントニオ・カズヨシ・ジョピンと共演。 2015年3月8日フジテレビ「ヨルタモリ」の「世界音楽紀行〜ボサノヴァ〜」に出演、再びアントニオ・カズヨシ・ジョピンと共演。常連客としても時々出演している。 2015年4月29日 NHK特集ドラマ「紅雲町珈琲屋こよみ」 の劇伴を担当。 使用ギター:カズオサトーの最上位機種Prestige 使用弦:プロアルテEJ-45 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊藤ゴロー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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