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伊藤一隆 : ウィキペディア日本語版
伊藤一隆[いとう かずたか]

伊藤 一隆(いとう かずたか、安政6年3月13日1859年4月15日) - 昭和4年(1929年1月5日)は日本官吏、水産功労者。北海道庁初代水産課課長、北水協会初代会頭。北海道水産業界の発展に尽力した。日本禁酒同盟の発起人のひとりで、副会長を務めた。旧姓は平野。幼名は徳松。
翻訳家・推理作家の松本恵子の実父。タレントの中川翔子玄孫にあたる(中川の母方の祖母祖父が伊藤である)〔サモン君だより: ふ化場創始者のご子孫来館 有名タレントとサケの意外なつながり 〕〔ファイガ|中川翔子 オフィシャルブログ 〕。
== 経歴 ==
江戸(現在の東京都)に商人土木請負人の平野弥十郎の四男として生まれる。15歳のころから“伊藤一隆”となのる。
明治13年(1880年)に札幌農学校(現在の北海道大学)第1期生として卒業、開拓使に採用された。北海道庁が発足すると初代水産課長に任ぜられた。
明治17年(1884年)に水産団体である北水協会を設立し、明治21年(1888年)には千歳にさけ・ます孵化場を設置している。
生涯の大半を行政に携わり、北海道庁を退職するまでの間、北海道の水産業界の発展に尽力した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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