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伊藤元重[いとう もとしげ]
伊藤 元重(いとう もとしげ、1951年12月19日 - )は、日本の経済学者。東京大学教授。復興推進委員会委員長。専門は国際経済学、ミクロ経済学。Ph.D.(ロチェスター大学、1979年)。静岡県静岡市出身。 == 人物 == 経済学、ビジネスに関する多数の解説書がある。また、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などへのコメンテーターとしての出演、日本経済新聞や様々なビジネス誌・経済誌への寄稿もおこなっている。小渕内閣「経済戦略会議」、森内閣「IT戦略会議」で委員を務める。竹中平蔵とも旧知の間柄であり、学界のみならず政財界・マスコミなどにも人脈が広い。研究室の学生との共著も定期的に出版している。東京大学教授松井彰彦、柳川範之は、同研究室出身。 税と社会保障の一体改革が持論であり、消費税の増税に賛成論者であり〔消費税アップの先送りはあり得ない! 財政再建の後退が高める国債暴落リスク ダイヤモンド・オンライン 2012年12月25日〕、消費税の引き上げによるケインズ政策で将来の日本をよくするための投資に回し、これによって景気刺激策が期待されると主張している〔消費税10%で日本を救う法 PHPビジネスオンライン 衆知 2009年1月19日〕。 東日本大震災後、日本経済新聞の「経済教室」で、経済学者の伊藤隆敏とともに復興増税を提言し、署名活動を求めた〔麻木久仁子・田村秀男・田中秀臣 『日本建替論 〔100兆円の余剰資金を動員せよ!〕』 藤原書店、2012年、84頁。〕。TPPに関しては縮小する国内市場だけでは日本の産業はじり貧になるので、積極的に海外市場に進出すべきであるとの立場から賛成である。 2014年に出版された『日本政治ひざ打ち問答』(御厨貴と芹川洋一の共著 日本経済新聞出版社)によると、小沢一郎の著書である『日本改造計画』の経済の部分は伊藤と竹中平蔵の執筆である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊藤元重」の詳細全文を読む
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