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伊豆の国パノラマパークロープウェイ : ウィキペディア日本語版
伊豆の国パノラマパーク[いずのくにぱのらまぱーく]

伊豆の国パノラマパーク(いずのくにパノラマパーク)は、静岡県伊豆の国市にある標高452mの葛城山の山頂と北麓を利用した観光施設である。
== 概要 ==

伊豆の国パノラマパークは、片道1,791m、最大高低差411m〔出典 : 公式サイトより〕のロープウェイが主たる施設で、伊豆長岡温泉地区と、葛城山の山頂までを結ぶものである。山頂では富士山駿河湾の望めるパノラマや、四季に応じた植物、特に春のツツジや、6月のアジサイが見物である。なお「360度の大パノラマ」と謳ってはいるが、東や南西方向の眺望はあまり開けていない。
かつては伊豆長岡エイトランドという名称であり、エイトボウルというボウリング場〔2008年5月31日をもって閉館〕も併設されていた。後に名称をかつらぎ山パノラマパークと改称し、現在では伊豆の国パノラマパークとなり、ロープウェイの名称も「葛城山ロープウェイ」から「伊豆の国パノラマパークロープウェイ」に変更された〔2010年7月12日に変更〕。
このロープウェイは、旅館経営者で、観光協会長であった杉山勝美〔昭和43年秋没〕が主導して生まれたものである〔出典 : 「新狩野川紀行」静岡新聞社 1996年 68頁-70頁より〕。昭和30年代の初め、伊豆長岡温泉の目玉施設としてロープウェイを計画〔。当初は夢のような計画で相手にされなかったが、旅館のだんな衆に訴え、町を説得〔。1960年(昭和35年)に開発会社を発足し、有志が株を持ち合い5千万を集めた〔。1962年(昭和37)年5月には開業し、「東洋一のゴンドラ」と話題を呼んだ〔。当時のゴンドラは10人乗りで、1台ごとにガイドが付き、片道15分掛かるものであった〔。開業後数年で4億円を越える負債を抱えてしまい、ロープウェイのメーカーが運営を引き継いだ〔。1992年(平成4年)には老朽化した施設を一新している〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伊豆の国パノラマパーク」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Katsuragiyama Ropeway 」があります。



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