翻訳と辞書 |
伊豆国[いずのくに]
伊豆国(いずのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属する。 == 沿革 == 伊豆国の記載は「記紀」や「六国史」には見られず、『扶桑略記』に「天武天皇9年(680年)7月に、駿河国から田方郡と賀茂郡の二郡を分割して設けられた」とある。現在のような伊豆国の成立は、大宝元年(701年)から和銅3年(710年)にかけて、仲郡(後の那賀郡)と、八邦郡(『和名類聚抄』、不詳)が加えられて以降のことである。 律令法においては遠流の対象地となった。これは伊豆諸島が隠岐・佐渡と並んで辺境の島であると考えられ、伊豆半島はその入り口とされた事が背景にあると言われている。戦国時代には堀越公方の足利茶々丸を攻め滅ぼし、伊勢盛時(北条早雲)が伊豆の国主となる。江戸時代(文禄から元禄の間)に君沢郡が分けられ、四郡となった。中世、金の産出では東北地方と並んでいた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊豆国」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Izu Province 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|