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伊豆急200系電車 : ウィキペディア日本語版
伊豆急行200系電車[いずきゅうこう200けいでんしゃ]

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伊豆急行200系電車(いずきゅうこう200けいでんしゃ)は、かつて伊豆急行が保有していた電車。元東日本旅客鉄道(JR東日本)の113系および115系である。
2000年平成12年)7月1日に営業運転を開始し〔営業運転開始時は、「200系デビュー 伊豆のニューフェイス」という大型ヘッドマークが装着されていた。〕、2008年(平成20年)12月14日さよなら運転をもって営業運転を終了した。
== 概要 ==
伊豆急行線で従来使用されていた100系・1000系は、開通時から約40年にわたって使用されており、経年と塩害による老朽化が深刻な問題となっていた。これらの置き換え用に東急8000系などが検討されていたが、導入検討時、同系列に廃車予定はなく、直通相手のJR東日本の提示もあって、同社の113系・115系を伊豆急行仕様に改造・整備の上で導入して東急8000系に譲渡用車両が発生するまでの間をつなぐこととなった。
113系は従来から伊豆急行線に乗り入れており、伊豆急行の乗務員にとっては取り扱いに慣れた車両である。115系は機構的に113系と同系統の車両で、勾配用の抑速ブレーキも装備されているので、連続勾配区間が続く伊豆急行線に適した車両である。両系列とも伊豆急行にとって扱いやすい車両だったといえる。
導入にあたっては、各編成とも自力走行で伊豆高原電車区に入線し、改造が行われた。分割・併合運用が多いために前頭部に電気連結器が設置された。一方、編成間は貫通させない前提のため貫通幌は撤去された。全車ともJR東日本在籍時に更新工事が行われており、早期の廃車が見込まれていたことから塗装の変更以外大きな改造は行われていない。車内についても熱海寄り先頭車のトイレの汚物処理装置が燃焼式(日本初)に改造され、運転台背後に座席を撤去した上で車椅子スペースが設置されたほか、ロングシート部のつり革が撤去された程度で、ほぼJR東日本時代そのままの意匠で竣工していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伊豆急行200系電車」の詳細全文を読む



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