翻訳と辞書
Words near each other
・ 伊那松島機関区
・ 伊那松島運輸区
・ 伊那松島駅
・ 伊那毎日新聞
・ 伊那毘能大郎女
・ 伊那氏
・ 伊那田島駅
・ 伊那町
・ 伊那町駅
・ 伊那盆地
伊那県
・ 伊那福岡駅
・ 伊那自動車教習所
・ 伊那荒倉岳
・ 伊那衆
・ 伊那西部広域農道
・ 伊那西高校
・ 伊那西高等学校
・ 伊那警察署
・ 伊那谷


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

伊那県 : ウィキペディア日本語版
伊那県[いなけん]
伊那県(いなけん)は、1868年慶応4年)に信濃国内の幕府領旗本領を管轄するために明治政府によって設置された。管轄地域は現在の長野県全域に広く分布している。のちに管轄区域を変更し、現在の長野県南部、愛知県東部を管轄した。
== 概要 ==
江戸幕府のもと、信濃国内の幕府領(約21万8000石)は、飯島陣屋(現在の上伊那郡飯島町)、中野陣屋(現在の中野市)、中之条陣屋(現在の埴科郡坂城町)、御影陣屋(現在の小諸市)、塩尻陣屋(現在の塩尻市)の5つの代官所によって管轄されていた。戊辰戦争後は一部地域が新政府の命で尾張藩(のち名古屋藩に改称)、松本藩松代藩の預かりとなるなど複雑な経緯をたどったが、1868年(慶応4年)、飯島陣屋に伊那県が設置され、旗本領も含めて徐々に一元化されていった。
1869年明治2年)に信濃国北部が中野県(のちに長野県に改称)として分立、三河県を編入して管轄地域が大幅に変更されたが、1871年(明治4年)、廃藩置県後の第1次府県統合に伴い信濃国、飛騨国の6県が筑摩県に統合されたことにより廃止された。三河国は額田県に移管されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伊那県」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.