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会津塗器 : ウィキペディア日本語版
会津漆器[あいづしっき]
会津漆器(あいづしっき)は、福島県会津地方に伝わる伝統工芸品の一つ。
国の伝統工芸に指定されている。歴史的には津軽塗輪島塗よりも早くから盛んとなった。螺鈿漆絵乾漆蒔絵花塗りなど多岐にわたる技法がある。木材は、トチ紅葉ケヤキ・赤ケヤキ・ホウサクラなどがある。以前にはブナが使われた。〔横浜市商工課 1貢〕会津若松市内の門田地区の漆器団地には、漆器屋・漆屋・木地屋などがある。
== 歴史 ==

* 16世紀後半に当時の領主である蒲生氏郷近江国日野から日野椀の木地師と塗師を招き、会津漆器の基礎を作り上げた(これ以前にも木地師は存在したが、需要を満たすほどではなかった)
* 1630年頃には、漆器の製造が盛んになり江戸への移出が始まった
* 1666年頃には、大規模な産業にまで発展していた
* 会津藩政時代には、技術革新に熱心に取り組み、中国(当時の清)やオランダなどへも輸出された〔横浜市商工課 1貢〕
* 明治維新で大きな打撃を受けたが、最早産地として復興が行なわれた。〔横浜市商工課 1貢〕
* 昭和初期には、海外への輸出品として重要視された
* 戦後、プラスチック漆器の製造に成功し好況を迎えたが、生活の洋風化により売上げに陰りが見え始めた

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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