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会津地震[あいづじしん] 会津地震(あいづじしん)は、江戸時代初期1611年に福島県の会津地方を襲った直下型地震をいう。 == 概要 == 俗に「慶長会津地震」または「会津慶長地震」といい、1611年9月27日(旧暦の慶長16年8月21日)午前9時ころ会津盆地西縁断層帯付近〔寒川 旭:慶長16年(1611年)会津地震による地変と地震断層 地震 第2輯 Vol. 40 (1987) No. 2 P 235-245〕を震源として発生したものである。一説によれば震源は大沼郡三島町滝谷付近ともいわれるが、地震の規模マグニチュードは6.9〔宇佐美龍夫、石井寿、今村隆正、武村雅之、松浦律子:日本被害地震総覧 599-2012 東京大学出版会 ISBN : 978-4-13-060759〕程度と推定されており、震源が浅かったため局地的には震度6強から7に相当する激しい揺れがあったとされる。 なお、この地域で1433年 (永享5年)に、マグニチュード 6.7程度の地震が発生したとする「塔寺八幡宮略記長帳」による伝承は、石橋(19836)により否定されている〔石橋克彦:(永享5) 年会津地震 (M6.7) の非実在性 地震 第2輯 Vol.36 (1983) No.2 P169-176 〕。
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