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会計ソフトウェア : ウィキペディア日本語版
会計ソフトウェア[かいけいそふとうぇあ]
会計ソフトウェア(かいけいソフトウェア、)は、会計を記録し処理するアプリケーションソフトウェアであり、買掛金台帳、売掛金台帳、賃金台帳試算表といった機能モジュールから成る。企業や組織が自製する場合、サードパーティから購入する場合、サードパーティの各種アプリケーションを組み合わせて使う場合がある。機能や価格は様々である。
この市場は、欧米では1990年代半ば以降ベンダーの合併が続き、淘汰が進んでいる。日本国内においては、主な企業向けのローエンド製品は、クラウドコンピューティングを用いたクラウド型会計ソフトとなった。
== モジュール ==
会計ソフトウェアは、会計に関わる特定部分を扱うモジュールの集合体となっていることが多い。典型的なモジュールとしては、次のようなものがある。
中核モジュール
*売掛金台帳—企業に入ってくる金銭を記録する。
*買掛金台帳—企業が支払う金銭を記録する。
*総勘定元帳—企業の「帳簿」
*請求書作成—顧客やクライアント向けの請求書を作成する。
*棚卸資産在庫)—企業の棚卸資産(在庫)を管理する。
*発注—企業が在庫を注文する。
*受注処理—顧客の注文を記録し管理する。
非中核モジュール
*債権回収—売掛金の回収状況を監視する。
*電子マネー処理
*経費—従業員によるビジネス活動の経費を記録する。
*問い合わせ—編集や何らかの追加をせずに、情報をそのまま表示する。
*賃金台帳—給料、賃金、関連する税金などを記録する。
*報告—データのプリントアウトを行う。
*就労時間管理—弁護士やコンサルタントなどの専門職種で、各クライアントのために働いた時間を記録し、それぞれのクライアントに請求するためのデータとする。
* 調達—各部門の発注をまとめ、効率的に発注作業を行えるようにする。
なお、ベンダーによって各モジュールの呼び名は異なる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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