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『伝七捕物帳』(でんしちとりものちょう)は陣出達朗らによる日本の時代小説シリーズ。捕物作家クラブ(現・日本文芸家クラブ)参加の多数の作家による合同企画として「黒門町の傳七捕物帳」と題して京都新聞に連載された後、陣出達朗が単独で『伝七捕物帳』シリーズを執筆した。 高田浩吉主演による劇場映画シリーズ、中村梅之助主演によるテレビドラマシリーズなど、たびたび映像化されている。 == 概要 == 1949年(昭和24年)に創設された「捕物作家クラブ」参加作家による合同企画として創作された“黒門町の伝七”を主人公とした時代小説で、京都新聞に1951年(昭和26年)3月11日から1960年(昭和35年)10月16日の9年7か月の長期間にわたり、毎週1回連載されていた『黒門町の傳七捕物帳』が初出。横溝正史や陣出達朗、城昌幸、野村胡堂、佐々木杜太郎他、多くの作家が執筆している。 後年、陣出が単独で新作『伝七捕物帳』シリーズを執筆しており、下述テレビシリーズでも基は陣出作品であるため、原作表記は陣出である。現在では陣出の代表作の1つとして広く認知されている。 上記を原作とした映像化作品。以下のものがある。 *高田浩吉主演、松竹制作の劇場映画シリーズ(1954年 - 1959年) *高田浩吉主演、東映制作の劇場映画シリーズ(1962年 - 1963年) *高田浩吉主演、朝日放送制作・TBSテレビ系放送のテレビドラマ(1968年) *中村梅之助主演、日本テレビ系放送のテレビドラマ(1973年 - 1977年) *中村梅之助主演、テレビ朝日系放送のテレビドラマ(1979年) *中村梅雀主演、NHK BSプレミアム放送予定のテレビドラマ(2016年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝七捕物帳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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