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伝兵衛[でんべえ]
伝兵衛(でんべえ)は、江戸時代中期の漂流者。記録に残る中では最初にロシアを訪れた日本人漂流民で、ロシアで日本語を教えた最初の日本人とされる。 大坂谷町の質屋の息子だった伝兵衛は、1696年、江戸に向かう途中嵐に遭い、漂流の後カムチャツカ半島に漂着したが現地民に捕えられる。1697年にロシア人ウラジーミル・アトラソフ(ロシア語: 英語: Vladimir Atlasov)の探検隊に発見された。その後、ロシア帝国のモスクワに連れて行かれ、ピョートル1世に謁見した。さらに、ロシアにおける最初の日本語教師となった。また日本人初の正教徒となった。 ==外部リンク==
*『ロシアへ渡った日本人漂流民』シンポジウムレポート内、『日露文化交流に大きな位置』伝兵衛友の会・生田美智子(大阪外語大教授)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝兵衛」の詳細全文を読む
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