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『伝染るんです。』(うつるんです)は、吉田戦車による4コマ漫画である。句点(。)の部分も含めて正式名称である。 ゲーム・アニメ化とアニメ版・実写版の動画配信がされている。 == 概要 == ビッグコミックスピリッツ(小学館)に1989年10号から1994年9号にかけて連載された。それまでの常識を覆し、不条理ギャグ漫画というジャンルを確立させたパイオニア・記念碑的な作品として評価されている。連載開始後は多くの亜流を生み漫画界のみならずお笑い界や芸能界、CM業界などにおいても同様のテイストを持った表現を広めることとなった。このことから「ギャグ」に対するパラダイムを変化させたと考えられている。当作品は第37回文藝春秋漫画賞を受賞している。2012年には東日本大震災復興支援企画「ヒーローズ・カムバック」の第3弾作品として、18年ぶりの新作『伝染るんです。外伝『サラマンダー』』がビッグコミックスピリッツに掲載された。 名前の由来は、富士フイルムの“写ルンです”から。竹熊健太郎と漫画の担当編集者・江上英樹の会話から生まれたネーミング。第1巻のあとがきによると、吉田自身は「スキップ魂」というタイトルで決めていたとのこと。 1990年に東京の原宿に『伝染るんです。』のキャラクターショップ「かわうそ屋」が開店。単行本では1990年当時の吉田の年齢は“42歳”と表記されていたが、このキャラクターショップの開店セレモニーに出席した際に吉田の当時の実年齢は“27歳”であることが判明した。 1992年3月6日にはタカラより、ファミリーコンピュータ用ゲームソフト・『伝染るんです。かわうそハワイへ行く』が発売された。また同年6月25日にオリジナルビデオソフト・『伝染るんです。ビデオ』(タカラ映像事業部)、同時期に菓子(『伝染るんです。あめ』など)も発売されている。 かわうそを始めとした本作のキャラクターが登場する別作品として、『山田シリーズ』が挙げられる。 なお、作中のギャグ「下の人などいない!」は「中の人」というインターネットスラングの元ネタ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝染るんです。」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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