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伝染性造血器壊死症[でんせんせいぞうけつきえししょう] 伝染性造血器壊死症(でんせんせいぞうけつきえししょう、英:infectious hematopoietic necrosis;IHN)とはラブドウイルス科''Novirhabdovirus''属に属する伝染性造血器壊死症ウイルス(infectious hematopoietic necrosis virus;IHNV)の感染を原因とするサケ科魚類の感染症。10℃前後の水温での発生が多い。罹患魚は狂奔的遊泳行動を示し、外部所見として体色黒化、眼球突出、腹部膨満、内部所見、病理所見として体側や肛門付近の筋肉内にV字状出血、腹膜、腹腔内脂肪組織、鰾に点状出血、血様腹水貯留、腎臓、脾臓の造血器官の壊死、骨格筋内の出血が認められる。水平感染、垂直感染のいずれもみられる。発眼卵のヨード剤による消毒は本病の防除に有効である。 == 関連項目 ==
*ウイルス性出血性敗血症(VHS) *ヒラメラブドウイルス病(HIRRVD) *コイ春ウイルス病
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝染性造血器壊死症」の詳細全文を読む
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