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韓国の茶
韓国の茶(かんこくのちゃ)では、朝鮮半島の茶について述べる。茶葉を使わない茶(茶外茶)も含まれる。 朝鮮では食後にはや水、コーヒーなどが飲まれ、茶は必ずしも一般的ではない〔中村(2000: 157)〕。 == 歴史 ==
=== 古代 === 首露王の妃である許黄玉が阿踰陀国から48年に竹露茶を持ってきたという『三国遺事』新羅本の記述が朝鮮半島の茶に関する最古の記録になるが、これは伝説の域を出ない〔浜田 他(2005: 9)〕〔金(2011: 193)〕。同じく『三国遺事』には五台山で5世紀に茶を煎じたという記述もある〔金(2011: 194)〕。 正史である『三国史記』の記述では、新羅の興徳王の治世である9世紀に智異山の華厳寺ないし双渓寺に中国から伝わったチャノキの種が蒔かれたとあり、確実な記録の中ではこれが最も古い朝鮮の茶である〔。当時の新羅では唐の影響もあって煎茶や団茶(を粉にした点茶)の形で飲用され、国内での生産量に比べて需要が大きいため、中国から茶葉が輸入されていた〔金(2011: 195)〕。仏教の行事などを中心に宮廷や貴族、僧の間で茶は飲まれていたが、大衆には普及していなかった〔。また、同じ後三国時代の高句麗の墓内でも茶が発見されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「韓国の茶」の詳細全文を読む
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