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伝言板(でんごんばん)は、鉄道駅の改札口出口付近などにある(かつてあった)、黒板とチョークを用いる掲示板。 == 概要 == その駅(鉄道事業者)が管理し、一定の時間になると伝言は、駅員によって消去される仕組みだった。 1904年(明治37年)、東海道線の新橋駅をはじめとする8つの駅に、告知板という名称で設置されたのが発祥という説がある〔ピート小林と歩く こころの日本遺産 「伝言板を探して…」 - nikkansports.com コラム、2010年9月12日〕。 個人間の待ち合わせの連絡用などとして利用されていたが、1996年頃に撤去する駅が相次いだ〔「次々姿消す 駅の伝言板」 - 読売新聞、1996年12月5日付27面〕。その要因として、携帯電話の普及による需要の減少や、いたずら書き(落書き)の多発などを挙げる指摘がある〔二宮昭 「コミュニケーション手段としての伝言板に関する研究」 - 愛知淑徳短期大学研究紀要 第36号、1997年〕。いたずら抑制対策としては、チョーク・黒板消しを置かず、出札窓口で渡す方式もとられた。他にも、「通勤時間帯の通行の妨げになる」という見解(JR東日本東京地域本社広報課)もあった〔。 2010年の時点で、JR東日本東京支社(旧・JR東日本東京地域本社)管轄の78駅のうち、伝言板が残っていたのは阿佐ケ谷駅、北柏駅の2駅のみという調査がある〔。 下北沢駅南口には2007年、NPO法人によって下北沢の人々をつなげる目的で、「シモキタ伝言板」が置かれた〔下北沢南口の「シモキタ伝言板」が1周年-世代を超えた交流も - 下北沢経済新聞、2008年6月27日〕。 Dengon-ban in the Japanese Train station 2008.jpg|2008年の某駅(詳細不明) Dengon-ban in the Japanese Train station.jpg|2010年の 王子駅 Dengon-ban in the Japanese Train station 2011.jpg|2011年の 淀屋橋駅 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝言板」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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