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馬伝染性貧血[うまでんせんせいひんけつ] 馬伝染性貧血(うまでんせんせいひんけつ、)とは馬に発生する病気、伝染病である。伝貧(でんぴん)ともいう。家畜伝染病予防法に基づく家畜伝染病の一つ。 == 原因と症状 ==
本疾病の原因となる馬伝染性貧血ウイルスはレトロウイルス科レンチウイルス属に分類されるRNAウイルスで、エンベロープを保有する。 ウイルスを含む血液がアブ、サシバエなどの吸血昆虫により伝播されることで馬やロバなどのウマ類にのみ感染する。その他に母子の胎盤感染、乳汁感染も成立する。また過去に競馬場や牧場などでしばしば見られた競走馬の集団発生では、ウイルスに汚染された注射器を使用した事が原因とされるものもある。 本疾病は重度の貧血を伴う高熱が特徴で高熱が持続して衰弱死亡する急性型、発熱の繰り返しによりやがては衰弱~死亡に至る亜急性型、発熱を繰り返すもののやがて徐々に軽度となり健康馬と見分けができなくなる慢性型に大別される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「馬伝染性貧血」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Equine infectious anemia 」があります。
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