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伽羅御所[きゃらのごしょ]
伽羅御所(きゃらのごしょ)は、岩手県平泉町平泉伽羅楽にあった奥州藤原氏の居館である。 == 歴史 == 『吾妻鏡』文治5年(1189年)9月17日条によると「無量光院東門構一郭号伽羅御所、秀衡常居所也。泰衡相継之、為居所焉。」(無量光院の東門に一郭を設け伽羅と号す。秀衡が常の居所なり泰衡相継ぎて居所となりけり。)と記述されている。 奥州藤原氏3代秀衡が嘉応2年(1170年)5月25日、鎮守府将軍・陸奥守に任ぜられたことで、初代清衡の代からの奥州藤原氏の居館であった柳之御所が政庁・平泉館として大改修され、秀衡が柳之御所の南西に新たに伽羅御所を建築したものと推測される。以後4代泰衡の代まで藤原氏の居館として使用され、藤原氏の子息たちの屋敷も周囲に立ち並んでいた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伽羅御所」の詳細全文を読む
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