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但木土佐[ただき とさ]
但木 土佐(ただき とさ)は、幕末の仙台藩の奉行。諱は成行(なりゆき)で、土佐は通称。 == 家系 == 但木氏は本姓橘氏、遠祖は伊賀守重信に発し、下野国足利郡但木に8,000石を領し郷名を氏とした。重信は伊達家初代・伊達朝宗に仕えたなど諸説があり、家歴は極めて古い。 政宗時代に入り慶長から慶安年間まで58年間にわたり職を奉じた但木重久が有名であるが、その弟・惣右衛門久清が分家した家が但木土佐の家系である。正統の系は重久から行久へと続き、召出家として繁栄する。土佐の系となる別系は久清を祖とし、世臣となる新しい系で、久清の子但木重信は元禄7年(1694年)に若老、永代着座に列し、同8年(1695年)に奉行職に栄進して1,500石を領した。 土佐の死後、子孫は幕府から藩が鷹狩場として与えられた現在の埼玉県久喜市鷲宮地区に多くが移住し、現在に至る。その中には検事総長を務めた但木敬一がいる。その他にも元日野自動車取締役など埼玉県久喜市の「但木」姓は土佐の末裔である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「但木土佐」の詳細全文を読む
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