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位山[くらいやま]
位山(くらいやま)は、飛騨高地の中央に位置する岐阜県高山市の標高1,529mの山。 飛騨北部と南部の境界であり宮川と飛騨川の分水界である位山分水嶺の山。 飛騨一宮水無神社の神体である。日本二百名山のひとつであり、山域は岐阜県の「位山舟山県立自然公園」に指定されている〔位山舟山県立自然公園 岐阜県HP、2011年2月24日閲覧。〕。 == 山名の由来と歴史 == 位山には岐阜県の県木であるイチイの原生林がある〔岐阜県のシンボル「県木」イチイ 岐阜県HP、2011年2月24日閲覧。〕。位山の名前の由来について、朝廷に位山のイチイを笏の材料として献上した際、この木が一位の官位を賜ったことから木はイチイ、山は位山と呼ばれるようになったという説があり、現在でも天皇即位に際して位山のイチイの笏が献上されている。古来より霊山とし崇められている。新古今和歌集で源通親(土御門内大臣)が、「位山あとをたづねてのぼれども 子を思ふ道になほ迷ひぬる」と詠んでいる。天孫降臨、天の岩戸、両面宿儺などの伝説のある山である。位山街道は7世紀末に飛騨の匠丁が、京に木工などの労働のために移動する際に利用されていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「位山」の詳細全文を読む
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