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低悪性度型粘表皮癌(ていあくせいどがたねんひょうひがん)とは、多形性腺腫と似た臨床像を示すことが多い粘表皮癌である。 組織学的には、細胞分化度が高く杯細胞様の粘液産生細胞と扁平上皮細胞がいずれも明瞭かつ多数認められと共に嚢胞腔や腺腔の形成が目立つ。 これらの腔に溜まった粘液が間質に流れ込むとその部分に炎症反応が引き起こされる。 扁平上皮細胞に角化はあまり見られない。どの細胞型にも属さない未分化の小細胞(中間細胞)が見られる。完全な切除による治癒を期待できる。 == 関連項目 == * 腫瘍/膿瘍/嚢胞 * 粘表皮癌/高悪性度粘表皮癌 * 口腔病理学/病理学 * 口腔外科学/外科学 * 歯科医師/医師 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「低悪性度型粘表皮癌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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