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低濃度酒[ていのうどしゅ] 低濃度酒(ていのうどしゅ)とは、近年開発されたアルコール度数13度以下、平均的には8度前後の日本酒のことである。低アルコール酒ともいう。従来の日本酒を水で薄めたものではなく、アルコール発酵の結果として低アルコール度となったものである。 ==背景== 昭和中期以降の日本酒の国内消費減退の理由として、世界的な飲料低アルコール化にともなった消費者の志向の変化や、従来の日本酒が頑迷な男性の飲み物という閉鎖的なイメージなどが挙げられたことを受けて、醸造業界では、それほどアルコールに強くない人や、いままで日本酒を敬遠してきた女性消費者などに、新たな消費者層の開拓をめざし、「低アルコール」の日本酒というコンセプトで考案された。 しかし、従来の日本酒をただ水などで薄めたのでは、全体的な味質が崩れるので、発酵の結果として低アルコール度の仕上がりとなるような、今までにない製法や酵母の開発が求められた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「低濃度酒」の詳細全文を読む
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