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住友不動産六本木グランドタワー(すみともふどうさんろっぽんぎグランドタワー、''Sumitomo Fudosan Roppongi Grand Tower'')は、東京都港区六本木三丁目の六本木一丁目駅に近接する旧IBM本社ビル等の跡地に建設中の市街地再開発事業の複合市街施設。オフィス施設、レジデンス施設、商業施設、駐車場等である。2016年(平成28年)、レジデンス棟 3月下旬竣工 4月入居、オフィス棟 秋オープンに向け工事中である。 == 概要 == 六本木三丁目東地区は、立地的には東京メトロ南北線の六本木一丁目駅に近接し、六本木通りと放射1号線に面した好立地にある。再開発は、都市再生緊急整備地域であり、建物の老朽化等の課題を背景に、権利者152余名により2008年(平成20年)「まちづくり検討会」が発足、そこから、約8年間の歳月を必要とした。 開発区域内の旧日本IBM本社ビルやヴィラフォンテーヌ六本木アネックス(旧六本木プリンスホテル)跡地を含めた地区面積27,400㎡の用地に、南街区にはオフィス棟(40階建、高さ249m)、レジデンス棟(27階建て、総戸数226戸)を、北街区には商業棟(3階建)の3棟の施設で構成されている複合再開発で、総延床面積は約20万㎡(約6万坪)の規模である。 特徴としては、事業地が高低差がある、老朽建物が混在している、駅前に見合った開発が疎かだった等の課題があった。再開発により、隣接する施設との調和を図り、地形の高低差を生かしたまちづくりと、駅前の拠点整備が行われた。歩行者の利便性向上の面から、六本木一丁目駅に西口改札を新設、六本木通りと駅を結ぶ地下連絡通路を整備、通路内に地下鉄駅前広場と地下鉄連絡広場を設け、商業店舗を設け、バリアフリー化のエレベーターを設置した。地域の防災機能向上の面から、憩いの場となる広場を設け、災害用トイレスペースと防災用井戸を設置、災害時の一時避難場所として活用する。建物屋上に広場を設け、敷地内に散策路を整備、敷地外周部の区道を拡幅整備、電線の地中化、歩道状空地を整備している〔六本木三丁目東地区市街地再開発組合の設立認可について - 東京都都市整備局(2012年3月22日)、2016年2月15日閲覧。〕〔六本木三丁目東地区市街地再開発組合の設立認可について - 東京都都市整備局(2012年3月22日)、2016年2月15日閲覧。〕。 ; 埋蔵文化財 - 常陸下館藩石川家屋敷跡 敷地内の南東部分は、「常陸下館藩石川家屋敷跡」で、埋蔵文化財発掘届の提出が必要で、東京都と港区の教育委員会との協議を行う。それ以外部分については試掘調査を行い、埋蔵文化財等が確認された場合は、文化財保護法による適正な処置を行う〔 - 東京都環境局(2011年1月5日)、2016年2月15日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住友不動産六本木グランドタワー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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