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住友金属鉱山[すみともきんぞくこうざん]
住友金属鉱山株式会社(すみともきんぞくこうざん、英文:''Sumitomo Metal Mining Co., Ltd.'')は、住友発展の基礎となった別子銅山や世界有数の金鉱脈がある菱刈鉱山などを経営する、住友グループの非鉄金属企業である。住友グループ広報委員会にも参加する企業である。 == 概要 == 日本で最も歴史ある企業の一つで、住友財閥の源流企業。住友家の業祖、蘇我理右衛門が南蛮吹きといわれる銅精練の技術を開発し、天正18年(1590年)京都に銅吹所を設けたのが始まりで、住友家は秋田の阿仁銅山、備中の吉岡銅山などの経営に乗り出し、日本一の銅鉱業者へ発展した。元禄4年(1691年)には別子銅山の開発に着手し、これが世界最大級の産銅量を誇る鉱山に成長して住友財閥(現在の住友グループ)の礎を築いた。現在は世界各地で鉱山開発、製錬を行っている他、電子・機能性材料の生産なども行っている大手の総合非鉄金属メーカーである。資源の保有量は日系企業の中でもトップクラスであり、埋蔵量が高いと言われている菱刈鉱山・ポゴ金鉱山(アメリカアラスカ州)を保有し、国内で唯一電気ニッケルを提供している企業としても知られている。銅地金の生産シェアはパンパシフィック・カッパーに次いで国内2位。 証券業界では、かつて上場企業であった住友金属工業(新日本製鐵に吸収合併されたため、現在は新日鐵住金)と区別するため「別子(ベッシ)」もしくは「住友山(山は証券業界では『鉱業』の意味)」と呼ばれている。 非鉄金属メーカーとしては唯一のTOPIX 100構成銘柄である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住友金属鉱山」の詳細全文を読む
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