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住友金属野球団[すみともきんぞくやきゅうだん]
住友金属野球団（すみともきんぞくやきゅうだん）は、和歌山県和歌山市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属していた社会人野球チームである。日本選手権では史上最多の7回の優勝を記録している。
== 概要 ==
に、それまで住友金属工業の近畿地方における各事業所で活動していた野球チームを統合し、本社運営の住友金属野球団が創設された〔毎日新聞、1999年5月15日付朝刊、P.17〕。には早くも都市対抗野球への出場を果たし、には和歌山製鉄所のある和歌山市に移転した。同年と翌の都市対抗では2年連続準優勝し、には日本選手権で初優勝を果たしている。からまでは1982年の大会での優勝を含め7年連続本大会に出場し、とには日本選手権を連覇するなど、石井毅と嶋田宗彦のバッテリーを擁して黄金時代を築き上げ、会社のシンボル的役割を担った〔毎日新聞、1999年10月10日付朝刊、和歌山地方面〕。
激戦の関西地方にあって日本生命や大阪ガスに人気で勝てず、プロ入りを目指す学生などは集まりにくかったものの〔毎日新聞、1999年10月7日付朝刊、和歌山地方面〕、無名選手の集団が猛練習を重ねて前評判を覆す活躍を見せて観客を魅了した〔。1980年代から1990年代にかけて日本選手権を5回制するなど社会人野球で屈指の成績を残している。都市対抗では優勝1回にとどまる一方で日本選手権においては抜群の戦績を残すため「秋の住金」の異名をとった。しかし母体の住友金属工業が合理化策の一環として5月に同年限りでの活動終了を発表。日本選手権をもって活動を終え、25人の部員の内6人が鹿島野球部に異動、5人が他の企業チームに移籍している〔毎日新聞、2000年7月26日付朝刊、P.20〕。にはグラウンドを含む住友金属総合スポーツセンターがオークワに売却され〔毎日新聞、2004年2月11日付朝刊、和歌山地方面〕、ガーデンパーク和歌山となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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