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佐々木 勇気(ささき ゆうき、1994年8月5日 - )は、将棋棋士。石田和雄九段門下。棋士番号は280。スイス・ジュネーヴ生まれ、埼玉県三郷市出身。 == 棋歴 == 2003年、三郷市立鷹野小学校3年で全国小学生倉敷王将戦低学年の部に出場し、優勝。 2004年、同4年(出場時は3年)のとき、小学生将棋名人戦で優勝(準優勝は、菅井竜也)。4年生の優勝は、1994年の渡辺明以来、史上2人目の最低学年記録である〔3例目は、2007年に優勝した佐伯駿介。〕。同年9月に6級で奨励会に入会。 5級時代に一度降級点を喫したが、概ね順調に昇級・昇段し、2008年4月に三段に昇段。中学2年の4月での三段昇段は、豊島将之と並ぶ最速タイ記録である。 奨励会三段リーグには、第44回(2008年度後期)から参加。2回(1年)以内に四段昇段すれば加藤一二三・谷川浩司・羽生善治以来4人目の「中学生棋士」、3回(1年半)以内に昇段すれば、渡辺明と同じく中学卒業と同時のプロ入りという記録がかかっていたが、第44回6位(12勝6敗)、第45回17位(9勝9敗)、第46回4位(13勝5敗)と、四段昇段に迫るも果たせなかった〔44回、46回では昇段ラインまで1勝差であったが、リーグ戦の序列で不利だったため、あと2勝または上位者との直接対決に勝つかのいずれかが必要であった。〕。 しかし、4回目となる第47回(2010年度前期)で14勝4敗(6勝4敗からの8連勝)・1位の成績を収め、プロ入りを決める。当時のインタビューで、「やっぱりタイトルは取れるようになりたい。連勝記録〔2010年9月18日放送の「囲碁将棋ジャーナル」に出演の渡辺明によれば、1987年に神谷広志が樹立した28連勝の記録のことと考えられる。〕を塗り替えたい。勝ち進んでいきたい」と述べ、高い目標を掲げた〔2010年9月18日放送「囲碁・将棋ジャーナル」〕。16歳1ヶ月でのプロデビュー(2010年10月1日付)は、現行三段リーグ制度導入(1987年)以降では、渡辺(15歳11ヶ月)に次ぐ2番目の年少記録であり、通算でも加藤、谷川、羽生、渡辺に次ぐ5番目の年少記録である。 第25期(2012年度)竜王戦6組の昇級者決定戦・決勝で船江恒平を破り5組に昇級した。 第3期(2013年度)加古川青流戦では決勝まで進み、三番勝負で千田翔太に2勝1敗で勝利(3局とも後手番が勝利)し、プロ棋戦初優勝を遂げた。 第72期(2013年度)順位戦C級2組で8勝2敗の成績で3位となり、C級1組に昇級。規定により五段に昇段した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐々木勇気」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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