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佐々木 基晴(ささき もとはる、1926年(大正15年) - )は北海道生まれの民謡歌手。日本民謡佐々木基晴流家元で、江差追分等の日本民謡の大御所。財団法人日本民謡協会理事、北海道民謡連盟最高師範、道南口説節実行委員会代表などの肩書きを持つ。 == 経歴 == 渡島支庁亀田郡湯川町生まれ。 5歳より民謡を唄い初め、1949年、『この声百万ドル第1回全国大会』に優勝。 翌年には27曲の北海道の発掘民謡を発表した。 基声会を発足させ指導者として全国民謡と江差追分の保存・普及、少年民謡の育成と指導に努めた。 1976年には内閣総理大臣より昭和50年度『芸術文化に活躍された人々』の招待を受けた。1982年に芸術祭優秀賞受賞。 その後、海外各国でも親善公演を行い賞賛を受ける。ブラジルでは1977年に文化勲章(マガリアエンス章)、翌年サンパウロ州よりサンフランシスコ大学章(コメンダトール章)、1983年には最高文化勲章グランクルス章を受けた。その他、1986年にモンゴル国アジア民族音楽祭特別賞、1988年に中国国際音楽祭にて「国民栄誉賞」を受賞。これら国際交流に尽力した功績で「笹川貢献賞」を受けた。 その後もカナダ、アメリカ合衆国、台湾、ロシア、スペインなどでも公演している。その功により1996年、勲五等双光旭日章を受勲した。特にブラジルへの訪問が多く、1990年にはサンパウロ州への親善訪問7回・協力福祉の功で州旗を受戴し、2000年でブラジルでの親善公演は計12回となった。2014年、北海道文化賞受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐々木基晴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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