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佐々木宏子 : ウィキペディア日本語版
佐々木宏子[ささき ひろこ]
佐々木 宏子(ささき ひろこ、1944年昭和19年)8月26日 - )は日本画家現代美術家。40年以上にわたり青色のみを用いた抽象絵画で『無から有』の表現を探究し続けている。
== 来歴 ==

* 1944年東京世田谷生まれ。本籍青森県五所川原市、祖父は美術品収集家で貴族院議員、陸奥鉄道社長、青森銀行初代頭取の佐々木嘉太郎建築家前川國男は父の従兄弟。
* 1951年マティス展やピカソ展を見て画家になる決心する。
* 1957年女子美術大学の付属中学に入学。柳宗理に師事、その精神性に影響を受ける。安宅賞受賞。共通絵画研究室助手として残り、教授定年退職するまで後進の指導と制作発表活動を続ける。
* 1965年ルーチョ・フォンタナの作品『空間概念』に触発され『青のあいだ』の探究に向かう。
* 1969年ヨーロッパ美術研修旅行、アルタミラ洞窟、マーグ美術館、バウハウス展、マティスのヴァンスの教会を巡る。
* 1972年、『青・玄』で『青のあいだ』の完成をみる。この記念碑的作品に対し脇田和が「貴方の絵は完成しています、完璧な形を見つけることができた貴方は幸運です。」「油彩の境を脱した。」とその本質を最初に評価した。
* 1974年、代表作『ゆれうごく青』にて敬愛する俵屋宗達の「風神雷神』を再構成する。
* 1975年ピエール・ブーレーズの来日演奏会を聞く。この頃、ヤニス・クセナキスオリヴィエ・メシアン等の来日演奏会も聴く。後にピエール・ブーレーズとミーティングを行った際、『意志と偶然』と『青のあいだ-Unconscious Nature and Conscious Object-』が同じ構造であることを確認し合う。
* 1976年、日本初のガラスオブジェ展(2人展)(西武アトリエヌーボー)。岩田藤七が会場に駆けつける。
* 1977年、初個展『青のあいだ』(ミキモトホール)。論文『青の精神 無から有』を個展カタログに発表。永井一正が「象徴的な抽象」、南画廊の志水楠男が「大成功」と評した。以降、個展を主軸に発表。
* 1984年画壇のなかで見習っている大沢昌助と同時に公募団体展を退会する。その直後の個展で東京画廊の山本孝が「琳派宗達のようにパイオニアを感じます。」と評する。
* 1994年-2007年、世田谷美術展招待出品。
* 2000年、アトリエ+屋上菜園の基本設計を行う。
* 2002年、個展『青のあいだ1967-2002』(国際芸術センター青森)
* 2003年-2007年、先端的美術教育の為、女子美術大学に現代造形専修を立ち上げ、実践する。
* 2005年、個展『青のあいだ』(世田谷美術館
* 2010年、一般財団法人佐々木宏子財団を設立。巡回個展『佐々木宏子 青のあいだ-Unconscious Nature and Conscious Object-』(兵庫県立美術館青森県立美術館、世田谷美術館)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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