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佐々木弥 : ウィキペディア日本語版
佐々木弥[ささき わたる]
佐々木 弥(ささき わたる、1972年4月29日 - )は、社会人野球の選手(内野手。右投げ右打ち)。TDK所属、180cm、88kg。背番号19
==人物・来歴==

*秋田県出身。下川大内小学校から大内中学校を経て、本荘高では甲子園の出場経験なし。卒業後地元のTDKに入社。当時の社会人野球は金属バットを使用していたことから、高卒の佐々木にとって違和感なく打撃に取り組むことができ、比較的若いうちから試合に多く出場していた。
*1990年代後半からはチームの主砲として4番に座り、都市対抗野球大会でTDKが出場を逃したときも他チームの補強選手として東京ドームの打席に立ったことがある。
*2006年シーズンから、経験を買われ、コーチ兼任内野手として登録されるようになった。
*大きな転機となったのは同年の第77回都市対抗野球大会七十七銀行から補強した高橋利信岩手21赤べこ野球軍団から補強した高倉啓司に挟まれるように4番に座った佐々木は打棒を爆発させる。1回戦(対伯和ビクトリーズ東広島市)戦)ではノーヒットと振るわなかったが、2回戦(対JR東海名古屋市)戦)では0-2のビハインドで迎えた7回裏に反撃ののろしとなるホームランを打ち、準々決勝(対ホンダ狭山市)戦)では4四死球で出塁、準決勝(対日本通運さいたま市)戦)では0-3で迎えた3回表に反撃の開始となるソロホームランを打ち込んだだけでなく、3-5で迎えた7回表には逆転のグランドスラムをレフトスタンドに叩き込んだ。そして決勝戦(対日産自動車横須賀市)戦)でも1安打を放ち、チームの初優勝に貢献。橋戸賞(MVP)こそ5試合登板のエース・野田正義に譲ったが、3本塁打が評価され、打撃賞と大会優秀選手(一塁手部門)を受賞した。また、同年の社会人ベストナイン(一塁手部門)も受賞した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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