|
佐々木 譲(ささき じょう、1950年3月16日 - )は、日本の作家。本名は同じ漢字で、ささき ゆずると読む。東京農業大学客員教授。 == 経歴 == 北海道夕張市生まれ〔父親が働いていた大夕張炭鉱(鹿島明石町)で生まれ、3歳まで過ごす。札幌に転出した際、戸籍の転記漏れがあり、札幌で出生したこととして戸籍回復。そのため戸籍上の出生地は札幌市である。〕。北海道中標津町在住。北海道札幌月寒高等学校卒業。美術系大学への進学を断念したのち、京都や東京などで溶接工、自動車組立て工などのアルバイト生活を続ける。その後広告代理店や本田技研で広告関連の仕事に従事、1979年「鉄騎兵、跳んだ」で文藝春秋「オール讀物新人賞」を受賞し、作家デビュー。同作は映画化もされ評判となった。歴史や犯罪を主に題材に採り、ジュブナイル小説も手がけている。近年は電子絵本の制作や自作の舞台化にも積極的である。また、直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞している。 *1979年 『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞を受賞し、作家デビュー。 *1989年 『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞長篇部門・日本冒険小説協会大賞・山本周五郎賞を受賞。 *1994年 『ストックホルムの密使』で日本冒険小説協会大賞を受賞。 *2002年 『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。 *2008年版『このミステリーがすごい!』で、『警官の血』が1位となる。 *2010年『廃墟に乞う』で第142回直木賞受賞。高卒の作家としては6年ぶりの快挙であった。また、デビュー30年目の大ベテランによる受賞は32年目の白石一郎(第94回)に次ぐ記録であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐々木譲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|