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佐々淳行[さっさ あつゆき]
佐々 淳行(さっさ あつゆき、1930年12月11日 - )は、日本の警察官僚。危機管理評論家。 == 経歴 ==
=== 生い立ち === 熊本県出身の政治学者で、後に参議院議員を務めた佐々弘雄の次男として、東京市麻布区(現・東京都港区)に生まれる。戦国武将・佐々成政の末裔の家系でもある。6歳のとき自宅近くで二・二六事件が発生。その戒厳下の体験が危機管理人生の出発点となったという。旧制成蹊高等学校を経て、1954年(昭和29年)3月に東京大学法学部政治学科を卒業。 東京大学在学中は、学生研究会土曜会の中心メンバーとして活動し、若泉敬、粕谷一希らと交流を持った。教授の堀豊彦からは助手として学問の道に進むことを打診されるが、朝鮮戦争や過激化する左翼運動といった世相の中、ウィリアム・ジェームズの『宗教的経験の諸相』に感化され、国家地方警察本部(現・警察庁)に入庁した。若泉は保安研修所(現・防衛研究所)入りし学究の道に入った。粕谷は佐々が学者、若泉が実務家の適性を持っていると思っていたため、それぞれの選択を意外に思ったという〔森田吉彦『評伝 若泉敬』(文春新書)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐々淳行」の詳細全文を読む
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