|
佐久間線(さくません)は、静岡県遠州地方と長野県伊那地方を結ぶ路線として計画された鉄道路線である。 旧国鉄二俣線・遠江二俣駅(現・天竜二俣駅)から飯田線・中部天竜駅までの約35kmの路線(橋梁20カ所、トンネル14カ所)として開通する予定で、1967年(昭和42年)7月12日に総工費81億円の予定で建設を開始したが、1980年(昭和55年)約13kmの区間で工事が進められ、路盤が約50%完成したところで、国鉄再建法により工事が凍結、工事そのものが中止された。遠江二俣 - 遠江横山間には、築堤やトンネル・橋梁などが、現在も所々残っている。未完成のまま放置されたトンネルの内幾つかは民間に払い下げられ、椎茸栽培やワインセラーなどに転用するなどして活用されている〔幻の鉄道・佐久間線のトンネルを利用したワインセラー - 浜松市〕。 == 歴史 == * 1922年(大正11年)4月11日 予定線に格上げ * 1957年(昭和32年)4月3日 調査線に昇格 * 1962年(昭和37年)3月29日 工事線へ昇格 * 1964年(昭和39年)4月22日 日本鉄道建設公団の建設路線に昇格 * 1967年(昭和42年) * 4月27日 工事実施計画認可 * 7月12日 工事着手(遠江二俣 - 遠江横山間) * 1980年(昭和55年)12月10日 工事の一時中止を決定 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐久間線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|