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佐伯 伽椰子(さえき かやこ)は、ホラービデオ・ホラー映画『呪怨』シリーズに登場する架空の人物である。 シリーズのほぼ全作品で、藤貴子が演じている(『呪怨 ザ・グラッジ3』では堀内愛子、『呪怨 終わりの始まり』『呪怨 -ザ・ファイナル-』では最所美咲が演じている)。実子・佐伯俊雄の霊とペアで登場することが多い。「ア、ア、ア……」と独特の奇声を発するが、この声は『呪怨』シリーズの監督である清水崇本人が発泡スチロールを使って出している。 呪いの家の屋根裏に住んでいると設定されている。この屋根裏は夫・剛雄が伽椰子を殺害し、彼女の死体を放置した場所である。 ハリウッドリメイク版2作目の『呪怨 パンデミック』では、どのように伽椰子が誕生したのかが明かされている。 2016年の夏には、呪怨シリーズと同様に「Jホラー」の人気シリーズ『リング』に登場する「貞子」と「悪夢の“ 怖 ”演」を果たすスピンオフ最新作『貞子vs伽椰子』が公開予定。 == 呪怨の人物像 == *佐伯家の妻であり、俊雄の母であるとともに、学生時代好意を寄せていた小林俊介のストーカーだった。 *旧姓は「川又」。のちの夫・佐伯剛雄の住むアパートの家主の娘であった。 *生前に小林に対する恋心や強い思いを日記に書き留めていたが〔これが「呪怨シリーズ」のキーアイテムとなる「伽椰子の日記」である〕、ある日夫の剛雄に発見される。剛雄は精子欠乏症の診断を受けていたため、「俊雄は小林の子」だと思い込んだ為に逆上した(小説版より)剛雄により、嫉妬から殺害されるまでに至る。 *この怨念から、夫の剛雄を呪い殺し〔劇場版では夫の剛雄は路上で不審死とされているが、ビデオ版ではゴミ袋から出てくる何者かに殺害されるとされている。小説版ではその設定が復活した描写となり、伽椰子の怨霊に包丁で刺殺される〕、その後、押入れに隠れた佐伯俊雄を天井裏からあの世へ連れて行った。 *シリーズでは呪いの家に存在し、それらに関わったものを全て呪い殺す怨霊として登場する。時には他人の姿を装ったり電話番号を使ったりしながらどこからとも無く登場したり、呪った相手を脅すようにTVの映像を変えるといった特殊能力を持つ(劇場版『1』にて)。 *伽椰子や俊雄に遭遇した人は必ず殺されるか、失踪する。 *剛雄にカッターナイフなどで拷問された後、死体をゴミ袋に詰め込まれ天井裏に放置されたため、死後もこの時の無残な姿で出現する。 *「ア、ア、ア……」と独特の奇声は剛雄に首を捩じ切られたため。 *呪殺した相手は、白塗りのゾンビのような姿や下顎が外れた状態で、伽椰子に使役される。剛雄もまた彼女の配下となっている。 *劇場版『2』では原瀬京子の胎内から受肉し現世に復活している。その後、母親の京子を歩道橋から落として殺害し(小説版では電車に轢き殺させた)、以後は行方不明。劇場版『1』ではその後世界が滅亡したことになっている。 *ビデオ版『2』では少女期の伽椰子が大量増殖している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐伯伽椰子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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