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佐渡の人形芝居[さどのにんぎょうしばい] 佐渡の人形芝居(さどのにんぎょうしばい、文弥人形、説経人形、のろま人形)は、新潟県佐渡市に伝わる人形芝居(人形浄瑠璃)。 1977年5月17日に重要無形民俗文化財に指定された。 ==歴史== 佐渡の人形芝居の伝来には諸説がある。寛保年間に江戸の人形遣い野呂松勘兵衛が佐渡に渡り、人形を遣わせたのが始まりだという説と、新穂村の須田五郎左衛門が京都に上って、公卿から浄瑠璃と人形の遣い方を習い、現在の広栄座が引き継いでいるという説であるが、どちらも文献資料がない。しかし、広栄座の人形に「享保雛」に似ているものがあり、また上方系の台本が多いことから、享保年間頃に上方から移入されたとする説が有力である。〔江戸期から明治初年にかけては江戸・東京でも野呂松人形があり、明治8年12月発行の『諸芸人名録』には「操人形」(文楽)と別に「野呂松人形」芸人の記載がある〕 江戸時代の佐渡の人形は『恵美草』、『天保年間相川十二ヶ月』によると説教人形で、幕間狂言に野呂間(のろま)人形が登場し、祭の余興として神社や寺堂で行われていた。舞台は高さ四尺の腰幕に水引幕を吊るすだけで、大夫は幕の陰で弾き語りをした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐渡の人形芝居」の詳細全文を読む
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