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やななとは、岐阜県岐阜市にある柳ケ瀬商店街の非公式キャラクター〔非公式ゆるキャラ「やなな」がジワジワ人気 (毎日jp、2010年3月11日)〕で、岐阜県ときどき商工労働部長(柳ヶ瀬活性化担当)。2008年7月5日に誕生し〔「やなな」全国3位 ゆるキャラ人気投票 (岐阜新聞Web、2010年10月27日)〕、2013年3月31日までの約4年8ヶ月間、活動した。 == 概要 == 段ボールで造られた頭部〔は「アーケードのマーメード」という言葉遊びから岐阜市柳ケ瀬商店街のアーケードの形状を模したフォルムとなっている。身長は通常8センチメートルだが、好物の岐阜特産の枝豆を食べると20倍の大きさになり〔【やなな】のプロフィール (やなな公式ホームページ)〕、実体化するという設定である。柳ケ瀬商店街には、さらに20倍化したやななのフラッグが掲げられている。非公式キャラクターであるのは、あえて非公式にすることにより制約なく自由に商店街のPRができるという、柳ケ瀬活性化プロジェクト団体「ひとひとの会」代表・佐藤徳昭の発案による。やななをデザイン・考案し、やなな(やながせいこ)と名づけたのたのは岐阜県を拠点に活動する音楽家・サクソフォーン奏者である小島勇司で、柳ケ瀬商店街のイメージソングである「柳ケ瀬ルンバ」、動画『やななと西の魔女』やホームページの制作もしている。 柳ケ瀬商店街内の日ノ出町通りとレンガ通りの間にある水路沿いの歩道「アクアージュ柳ケ瀬」〔アクアージュ柳ヶ瀬 (岐阜市河川課)〕にマーメイドの銅像があり〔がんばりゃぁ ぎふキャラ やなな(柳ケ瀬商店街)踊り好き、魅惑の新星 (岐阜新聞Web、2008年12月2日)〕、これがモデルだと言われているが、ひとひとの会スタッフがマーメイド像に気がついたのはデザインが出来た後である〔「柳ヶ瀬のアイドルやななやよ♪ 特別編やななが生まれるまで」より〕。 2012年7月5日、2013年3月31日をもって引退することが緊急記者会見で発表された。同日以降は、柳ケ瀬商店街で8cmの人魚の状態で住み続けるが、ゆるキャラとして公の場には登場しない〔やなな引退なの あす会見「前から決まっとったんや…」 (2012年7月4日)〕〔やなな緊急記者会見 引退!? (2012年7月5日)〕。引退イベントの際には、多くのファンに加え、親交のあるくまモンなどのゆるキャラ約80体も参加した。佐藤の言によると、最終日に集まったゆるキャラたちは交通費等の経費を全額自己負担という条件で参加したという〔http://www.nhk.or.jp/gifu/program/hot/live_130319/live_130319.html〕。 2013年3月16日に「やなな」を題材にしたメタフィクション映画が制作されることが公表され、橋本以蔵が監督・脚本を担当し2014年春の公開を目指していたが、その1年後の2014年3月19日に岐阜市役所にて 佐藤と映画企画会社「PKP」代表者に対する記者会見が開かれ、やなな映画化プロジェクトが頓挫したことが発表された〔ゆるキャラ「やなな」:主役の映画製作へ 今月末引退控え (2013年3月20日)〕。 やなな引退発表に前後して組織されたありがとう、やなな実行委員会と称する任意団体が「レジェンドオブやなな」なるクラウドファンディングを立ち上げ、「やなな映画製作&モニュメント像建立のための活動資金の調達」を主な目的として、2013年7月18日までにファン有志211人から 5,027,377円を集めた〔https://motion-gallery.net/projects/yananalegend〕。 「映画化」及び「銅像設立」の公約は未だ実現されていないが、2014年3月にクラウドファンディング出資者に対する特典グッズが発送された。また、銅像化計画遅滞のエクスキューズとして、ペーパークラフトによる等身大のやなな像が作成され、外から見える形でひとひとの会事務所に設置されている。 2014年10月にはやななのLINEスタンプが登場、12月にはゲームご当地鉄道にやななが登場している。 2015年2月5日、やななを題材にした舞台公演「やななと不思議な世界」の企画が、振付家・中村仁美と佐藤によって発表された。一般からも出演者を募り、8月21、22日に岐阜市文化センターで行う。「やなな役」は、2013年3月に引退した「やなな」が劇中のみではあるが復活して出演することになった〔2015年8月1日開催の「やながせサンド・特別編」で公表〕。 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「やなな」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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