|
EPO(エポ、本名:宮川 榮子(みやがわ えいこ)、旧名および出生名:佐藤 永子、1960年5月12日 - )は、日本のシンガーソングライター。東京都立松原高等学校卒業。東京女子体育大学中退。高校の先輩に清水信之、後輩に佐橋佳幸と渡辺美里がいる。 == 略歴 == 芸名の由来は子供時代のあだ名〔友人が「えいこ」と呼ぼうとしたときに、舌がもつれてえいこをえぽと発音したことがきっかけ。〕。 東京都出身。大学在学中からセッションボーカルとして活躍。その頃に竹内まりやのシングル「SEPTEMBER」のコーラス&コーラスアレンジを担当し、大滝詠一作曲のサントリーレモンのCMソングとして作られた「大きいのが好き」のボーカルを担当。同曲のコーラスはシャネルズ(後のラッツ&スター)で、後に『NIAGARA CM SPECIAL』に収録された後、「大瀧詠一 Song Book 1 大瀧詠一 作品集 Vol.1」にEPO WITH シャネルズのアーティスト名で収録される。なお、CMソングは未使用だった。 1980年3月21日、シュガー・ベイブのカバー曲『DOWN TOWN』(作詞:伊藤銀次、作曲:山下達郎、編曲:林哲司・清水信之)でデビュー。1980年代半ば「RCA三人娘」の一角として、竹内まりや、大貫妙子と並び称された。竹内の独身最後のアルバム「portrait」にもバックグラウンドボイスとして参加している。デビュー以来現在まで、オリジナル作品だけでなくテレビコマーシャルや番組の主題歌なども提供し、多くのヒット曲がある。過去には雑誌のグラビアに水着で登場した経験もあったり、〔『GORO』1982年12月09日24号など。〕体育大学に在籍したこともあってレコード会社対抗運動会で当時の所属レコード会社、RVC代表として活躍したこともあった。 フジテレビ系のバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のエンディングテーマにデビューシングル『DOWN TOWN』が採り上げられた縁から、同番組のタケちゃんマンのテーマ曲「THE TAKECHANマン(タケちゃんマンの歌)」の作曲(佐藤エポ子名義)と番組のアイキャッチを手掛けた。番組に出演したこともあったが、当時はこの番組に出演することが精神的にも苦痛だったことを後に明かしている。そのため、同番組の「ひょうきんベストテン」では笑顔ではなく淡々と歌っていた。 1983年に資生堂のキャンペーンソングとして発表した「う、ふ、ふ、ふ、」が大ヒット。同曲はポップソングとして完成度が高く、資生堂キャンペーン期間の終了後もたびたび別の商品のCMソングとして採用され、EPOを代表する一曲となった。しかし、それによって固定された“ポップシンガー”のイメージが一時期は重荷でもあったと、本人が後年語っている。なお翌1984年には、高見知佳に提供した「くちびるヌード」も続けて資生堂キャンペーンソングに使用されヒット。後にEPOもアルバムで「くちびるヌード・咲かせます」としてセルフカバーした。 1990年代、一時ヴァージン・レコードと契約してイギリスに住み、アルバム『FIRE & SNOW』、シングル2作品をリリースし、その後帰国。ショーロ・クラブと出会い、彼らの持つブラジル音楽のエッセンスも吸収するとともに、コマーシャリズムと距離を置いた、よりオリジナリティにあふれた作品を送り出している。 セラピストの資格を持つ。最近では音楽をベースにした、障害者・老人・子供向けのワークショップの開催や心理カウンセリングを行うなど、音楽の世界にとどまらない多様な活動を積極的に行っている。 2008年12月、催眠療法などをともに行っている、俳優兼セラピスト・宮川雅彦(みやかわまさひこ)と入籍したとコンサートで告白した。 2010年、資生堂のCMソングとして、土岐麻子に「Gift 〜あなたはマドンナ〜」を提供。「EPO×資生堂、黄金の80年代のタッグをもう一度」という意図に応えたもの〔ナタリー - Power Push 土岐麻子 2013年2月13日閲覧〕。この曲は「桑田佳祐が選ぶ今年の名曲ベスト10」(「桑田佳祐のやさしい夜遊び」2011年12月10日放送分)第1位に選ばれた〔楽器.me 2013年2月13日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「EPO」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 EPO (ææ§ãåé¿) 」があります。 スポンサード リンク
|