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作手藩[つくではん] 作手藩(つくではん)は、三河国(現在の愛知県新城市作手地区)に江戸時代初期に存在した藩。居城は亀山城。〔二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(344ページ)〕 == 藩史 == 奥平信昌と徳川家康の長女・亀姫との間に生まれた四男の松平忠明は、外祖父・家康の養子となって松平姓を名乗ることを許され、兄である松平家治の遺領、上野国長根に7000石を領していた。関ヶ原の戦いの戦勝に伴い、慶長7年(1602年)には1万石加増の1万7000石で作手に入り、三河作手藩を立藩したのである。 忠明は、菩提寺・甘泉寺を庇護する一方で、藩政の基礎を固めるべく早くから検地を実施し、さらに家臣団編成に努めている。しかし慶長15年(1610年)、忠明が伊勢亀山藩に移封されたため作手藩は廃藩となり、その所領は天領となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「作手藩」の詳細全文を読む
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