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使徒教父 : ウィキペディア日本語版
使徒教父[しときょうふ]
使徒教父(しときょうふ、, , )は、1世紀末から2世紀前半にかけての、新約聖書に収められた文書以外の、主要な文書を執筆した者達の総称〔『キリスト教大事典 改訂新版』484頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版〕。
そのまま語義をとれば「使徒時代の教父」となるが、実際にはその執筆された文書群は使徒後時代に位置づけられる〔。「使徒教父」の術語の起源は近世(17世紀後半)にあり、コテリエ(J.B.Cotelier)が1672年に使徒教父の著作集を出版したのが嚆矢となっている〔APOSTOLIC FATHERS (1911 Encyclopedia Britannica)〕。
使徒教父としては以下が挙げられる。
*ローマのクレメンス
*アンティオキアのイグナティオス
*ポリュカルポス
使徒教父による文書として以下が挙げられる〔。
*クレメンスの第一の手紙
*クレメンスの第二の手紙
*イグナティオスの手紙
*ポリュカルポスの手紙
*ポリュカルポス殉教記
*ディダケー
*バルナバの手紙
*ヘルマスの牧者
*ディオグネトスへの手紙(成立時期は3世紀であるとも考えられている)
*パピアス断片
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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