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依存性パーソナリティ障害 : ウィキペディア日本語版
依存性パーソナリティ障害[いそんせいぱーそなりてぃしょうがい]

依存性パーソナリティ障害(いそんせいパーソナリティしょうがい、)は、他者への心理的依存が強く、何事も一人ではできないという広範で持続的な様式を持つパーソナリティ障害である。
==診断==

===DSM-IV-TR===
DSM-IV-TRでは、依存性パーソナリティ障害を、「過剰に面倒をみてもらいたい(構ってもらいたい)欲求があり、まとわり付く行動を取り、分離することを恐れる」ことと定義する。また、依存性パーソナリティ障害と診断するいくつかの指針を示している。
#他者からの過剰のアドバイスがなければ、物事を決定できない。
#責任を負うために、他者を必要とする。
#他者の賛同を失うことを恐れ、反対意見を述べることができない。(この恐怖は、現実的な評価を超えたものである)
#自ら物事を開始することができない (これは自信の無さに起因する)
#他人の保護を得るために、不愉快なことまでを行う。
#自らを保護することができないという肥大化した恐怖により、精神不安または無力感を覚える。
#他者との密接な関係が終わると、過剰に不安になり、保護を得られる新しい者を探しだす。
#保護してもらえなくなるという非現実的な恐怖に囚われている。
なお、パーソナリティ障害の診断は、特定のパーソナリティの特徴が成人期早期までに明らかになっており、薬物やストレスなど一過性の状態とも区別されており、臨床的に著しい苦痛や機能の障害を呈している必要がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「依存性パーソナリティ障害」の詳細全文を読む



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