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南京大虐殺紀念館(なんきんだいぎゃくさつきねんかん)は、中華人民共和国の博物館であり、追悼施設でもある。中国での正式名称は「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」。日本では、屠殺と虐殺を同意と考えて南京大虐殺紀念館と呼ばれるが、本来の意味は異なる。中国共産党により第1次愛国主義教育模範基地に指定されている〔中国の愛国主義教育に関する諸規定 〕。 == 概要 == 当館は日本軍が1937年12月13日から約40日間の間(館内にある碑には1937.12.13-1938.1と表記されている〔http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m266/201403/20140307-002.JPG〕)に南京に於いて中国の庶民と捕虜になった軍人30万人余りを殺害したとの見解を示しており〔侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館 〕、館内に300000という数字を表記している〔最上部写真参照〕。 新華社の2014年12月1日の記事によれば館内にある「嘆きの壁」と呼ばれる壁には「南京大虐殺」の犠牲者であるとされる10505名の名前が表記されている〔南京大屠杀遇难者名单墙新增87人 〕。 上海交通大学教授で「南京大虐殺」の研究を行っている程兆奇〔 程兆奇_百度百科 〕は東京財団主催の講演会で質問者から「南京の記念館、あそこに30万人と書いてありますが、あれは即座に消すべきですね」と指摘された際に「それは一学者あるいは一個人が決められることではないのです。(中略)私がもしも記念館を運営しているということであれば、私は最初から、そういう数字は書きません。」と述べている〔「中国の歴史研究」講演会 主催:東京財団 〕。 博物館の等級区分は最高位の中国国家一級博物館に分類される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南京大虐殺紀念館」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nanjing Massacre Memorial Hall 」があります。 スポンサード リンク
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